かたぬき印刷アトリエでは「せっかく型抜きするのだから、分厚い紙で存在感を高めたい!」といったご希望も頂いています。
しかし、厚紙で印刷するとなると機械の仕様が壁になり、なかなか期待する厚みができないことも…そんな時にご提案しているのは、複数の紙を貼り合わせる『合紙(ごうし)』という加工です。
今回は型抜き印刷における『合紙』についてご紹介します!
合紙(ごうし)とは
合紙とは、紙と紙を糊で貼り合わせて厚みを出す加工のことです。厚みを出すことで、紙全体の強度を高めることができます。型抜き印刷における合紙では、まず印刷機が対応可能な紙に印刷を行います。その後、希望の厚みになるように別の紙を合紙して型抜き加工を行います。
郷士の貼り方は両面、片面と選ぶことができ、貼り合わせる紙も別の種類を選択することができるため、独自性を出すことも可能です。1枚目は白で2枚目は黒にするといった感じにするとオリジナリティが出せますね!
合紙をした事例
商品タグ
商品に添付されるタグに合紙加工を施したものです。タグの強度向上はもちろんですが、紙の質にもこだわり、実際に触れたときの感触を重視しています。これにより、他に類を見ない型抜きショップタグとなっています。
型抜き名刺
「インパクトのある名刺を作りたい!」というご要望にお応えし、箔押し加工や白印刷など様々な加工とともに、合紙加工も行いました。高級感あふれるボトルのデザインが、合紙加工により質感が向上し、さらに存在感が際立つ名刺となっています。
上記に加えて、型抜き商品のPOPや型抜き年賀状にも合紙加工が利用されています。合紙加工は厚みが増し、強度が向上するだけでなく、オリジナリティを演出する手段としても活用できます。お気軽にご相談ください!