名刺の柔らかさが気になります…
「名刺を持った(受け取った)時の、紙の柔らかさが気になります。紙を厚くしたらよいですか?いい方法はありますか?」というご相談をいただきました。
この場合、紙を厚くしなくても「紙の流れ目」を変える事で解決する場合があります。
コピー用紙を手で破いた時、スーッと切れる事がありませんか?
これは切った方向に「紙の目」が通っているからです。
名刺に使用するような厚い紙でも同じように、横長に見た場合、名刺の短い辺に平行に目が通っていると両端を持って指で曲げた時やわらかく感じ、逆に、名刺の長い辺に平行に目が通っている場合、両端を指で曲げると強度が強く感じます。
相手に手に取っていただいた時の感触によって、会社のイメージも変わるかもしれません。
「柔軟さ 名刺の強度で わかるかも」
熱意は名刺に表れる!
流れ目を活かして折り筋キレイな2つ折り名刺
流れ目と同じ方向に紙を折ると真っ直ぐキレイな折り筋ができます(順目)。反対に、逆目で折ってしまうと筋がガタガタになってしまいます。
二つ折りの名刺を作る際も、流れ目と平行に折り筋を入れることをお勧めしています。
2つ折り名刺の事例紹介
純子堂様よりご依頼いただいた2つ折り名刺です。
上下に見開きの形状のため、紙の流れ目が↔に通っている状態で印刷をしました。一部を型抜きでくり抜いて、折り畳んだときに浮き出てくる仕様になっています!
流れ目は名刺だけでなく、リーフレットなど折加工があるものにも応用できます!
その他の型抜き名刺
2つ折り加工以外にも角丸、くり抜きなど様々な型抜き加工が可能です。
詳しくはこちらのコラムも併せてご覧ください!
まとめ
名刺は第一印象も左右します。おもしろい名刺で会話が生まれたり印象アップに繋がるかもしれません。
細かな点ではありますが、用紙の目なりにも注目して名刺の感触も楽しんでみてください!
小ロット~大ロットまで、おもしろい型抜き名刺の製作もお気軽にご相談ください。